2017年7月9日〜7月21日 全走行距離:1,680.6km
7月13日 10年ぶりの奥奥八九朗温泉!
最近GoogleMapに表示されています。 昔は無かった!
八九郎温泉
小坂町には、この奥奥八九郎温泉の他に、
奥八九郎温泉(掘削自噴)
八九郎温泉(自然湧出)
などがあり微妙に泉質や温度が違っている。
奥奥八九郎温泉が有名になり、多くの観光客が訪れるようになっているが、ゴミを放置す
る観光客の問題や、深夜に民家の近くにある八九郎温泉を訪れるなどのマナー問題が懸
念されている。
奥奥八九郎温泉の近くにある奥八九郎温泉も野湯であり、炭酸ガスも奥奥八九郎温泉と
同じく噴出しているが、やや温度が低い。奥奥八九郎温泉、奥八九郎温泉、八九郎温泉
を合わせて、八九郎温泉郡とも言われている。
秋田県鹿角郡小坂町野口西ノ又で1974年に行われた黒鉱調査のためにボーリングを
行ったところ、地下320-350mの地点から温泉水の湧出があった。
掘削直後はバルブを止めて止水が行われていたが、1984年頃からのバルブ開放により温
泉水の流出が再開された。
その後、炭酸カルシウムの温泉沈殿物が形成され始め現在では約1mの厚さで温泉沈殿
物が堆積している。
温泉湧出口からは二酸化炭素が噴出しており、「天然のジャグジー」とも呼ばれている。
この場所はアブが多く、しかもアブは温泉から噴出する炭酸ガスに集まって来る
ため、アブに刺されないような時間や季節を選ぶ必要がある。
湧出口からはやや熱めの44℃の温泉水が湧出しているため、温泉を枝分かれさせた複
数の浴槽が掘られており、個人の好みに合わせた温度を選択できる。
温泉水中の鉄の濃度は6ppmと低いものの、温泉水と接触している部分には鉄を含む
赤沈殿物が観察できる。
タオルを温泉水につけると、タオルが真っ赤になる。これは温泉水自体は透明であるが、
温泉水の中に鉄の微粒子が浮遊しているためである。
<陽イオン>
カルシウムイオン…485ppm
ナトリウムイオン…394ppm
マグネシウムイオン…105ppm
<陰イオン> 塩素イオン…821ppm
硫酸イオン…509ppm
炭酸水素イオン… 713mg/L
遊離二酸化炭素…701ppm
奥奥八九郎温泉は有名になり、多くの観光客が訪れる。
しかし小坂町では、奥奥八九郎温泉の場所は国有林内であり、法的な手続きを取
った本来の温泉施設ではないため、現状では観光客の自己責任で利用する場所で
あると位置づけている。観光施設ではないとして、施設も現状のまま整備しない
としている。
ブヨが凄かったけど・・・・ 40℃ぐらいのいい湯でしたよ!
・・・・・・!