10月末に買い物で走行中に信号待ちでエンジンストップ!
何回キックしてもエンジンかかりません(×_×)

朝の調子を検証して原因を想定してみると、
1.先週にオイル交換とNewプラグ(DENSOイリジュムプラグ)に交換
2.エンジン始動時少し時間がかかった。
3.アイドリング普通に安定
4.走行時トルクまあまあ
5.1回目の信号待ちでアイドリングが落ちる→アクセルを少し開けて回転数を維持
6.2回目の信号待ちでまたイドリングが落ちる→アクセルを少し開けるが間に合わずエンジンStop!
7.レッカー手配

想定出来る故障原因としては・・・・・・・
Gas欠           ok!
火が飛んでない       ok!
キャブ詰まり(スロージェット系)ok!
圧縮が低下? 低粘度のoilを使用しているからか?
ということは、エンジンヘッドのOH (>_<)ゞ  

ということでエンジン分解 (*^_^*)
がっ!車検も近いし、仕事で時間もないので
近所のバイク屋さんに修理依頼することに決定!

今回お世話になる、バイク屋さん モトヴァント です。



11月10日分解開始





ピストンに少し焼け痕があり、燃焼時の燃焼ガスの吹き抜けです。
今回は、ピストン&リングも交換で正常に戻るでしょう。


オイル交換をマメにしていたので、ヘッド内部の汚れはほとんど無いです。
29000kmの走行したエンジンとは思いません。さすがInter ScepterZZー03のオイルは凄い!




シリンダー内部をよく見るとホーニング加工痕がまだあります。
ボーリング スリーブ交換も頭をよぎりましたが、一安心 (^ニ^)

XR400Rのカムシャフト


ロッカーアーム&タペット周りの変形摩耗・クラックも無くこれも一安心

カムシャフトのアタリが少しあるが問題は無いです。



吸気側タペット  あたり面は薄くカーボンの付着があります。

排気側タペット  あたり面に細かな傷が多数あります。
8.0台の圧縮になってしまった原因がここにあるのです。

シリンダーヘッドには大量のカーボンが付着
レーサーエンジンとは思えないカーボンの付き方であります。
キャブレターの調整方法が間違っていたみたい。  反省 m(_ _)m


カーボン噛みが起こってしまい圧縮が8程度迄しか得られなくなったようです。


新品のバルブとバルブスプリングに交換
カーボンもきれいに除去!
シリンダー面の研磨で圧縮10.0以上に復活\(^O^)/